4.行動化と内向化自分自身が解放できずに、抑うつ的な状態で居ると、肩や腰に痛みが現れ、顎のかみ合わせに異常が出たりします。また、胃腸障害や便秘などもその影響が考えられます。 インナ-チャイルドの4番目が行動化と内攻化です 人間の基本的な欲動の源は情動です。 情動とは自らの身を守り、基本的な要求を満たす為に自身を動かすエネルギーの事です。 過去に、怒りや恐れ、悲しみなどの情動を、表出する事が出来ず、自身の中に凍結した状態で居る人は、過去を完結出来ていません。 その為、このエネルギーは何時までも解決を試み続けるのです。 これらの情動を健康的な形で表現できないと、それは異常行動で表される用に成り、これを「行動化」といいます。 インナーチャイルドが子供時代の満たされない欲求や、解消されていないトラウマを、異常な行動によって表す事を行動化と言うのです。 幼児期父親が母親に暴力をふるうのを見続けてきた、女性カウンセラーが、虐待のカウンセリングを仕事としなとしながら、暴力的な男性と2回の結婚をしていたりします。 それには 1.自分が受けた暴力を他人に対し再現する 2.自発的に年齢退行する。(かんしゃくを起こす、すねる) 3.理屈に合わない反抗 4.理想化した育児ルールに従う 等が有ります。 反対に虐待などを、自分自身に向けることを内攻化と言います。 何かに失敗した時、自分自身を殴りつける人が居ます。 内行化には、憂うつ、無関心、しらけ、無気力等が有ります。 また肉体的には、胃腸障害、頭痛、腰痛、首の痛み、肩こり、関節炎、喘息、心臓麻痺、がん、などを引き起こします。 また事故に遭い易いのも内攻化の現れで、自分自身を事故に巻き込む事で罰して居るのです。 |